pyvista.Plotter.enable_ssao

Plotter.enable_ssao(radius=0.5, bias=0.005, kernel_size=256, blur=True)

Surface Space Ambient Occlusion (SSAO)を有効化します．

SSAOは，レイトレーシングよりも効率的にシャドウを近似でき，同様の結果を得ることができます．近くのメッシュが近くの光源を遮ることで互いに及ぼすオクルージョン効果をプロットしたい場合に使用します．

詳しくは Kitware: Screen-Space Ambient Occlusion をご覧ください

パラメータ:

radiusfloat, default: 0.5

オクルージョンを計算する際には，近傍の画素が考慮されます．

biasfloat, default: 0.005

画素の深さを比較する際に使用される公差係数．

kernel_sizeint, default: 256

使用するサンプルの数．これは品質をコントロールするもので，数値が高いほど品質が向上しますが，計算時間が犠牲になります．

blurbool, default: True

オクルージョンバッファをカラーバッファと合成する前に，ぼかすかどうかを制御します．

例

多くの四面体が近くにある pyvista.UnstructuredGrid を生成し，SSAOなしでプロットします．

>>> import pyvista as pv
>>> ugrid = pv.ImageData(dimensions=(3, 2, 2)).to_tetrahedra(12)
>>> exploded = ugrid.explode()
>>> exploded.plot()

デフォルトのパラメータでSSAOを有効にします．

>>> pl = pv.Plotter()
>>> _ = pl.add_mesh(exploded)
>>> pl.enable_ssao()
>>> pl.show()