pyvista.PolyDataFilters.delaunay_2d

PolyDataFilters.delaunay_2d(tol=1e-05, alpha=0.0, offset=1.0, bound=False, inplace=False, edge_source=None, progress_bar=False)

最適フィット平面に沿って2D Delaunayフィルタを適用します．

このフィルタは，平面上の点の集合から2次元の曲面を生成するのに使用できます． 点群からサーフェスを生成したい場合には， pyvista.PolyDataFilters.reconstruct_surface() を参照してください．

パラメータ:

tolfloat, default: 1e-05

間隔の狭い点の削除を制御する許容差を指定します．この許容値は，ポイントのバウンディングボックスの対角線の長さの一部として指定されます．

alphafloat, default: 0.0

このフィルタの出力を制御するアルファ(または距離)値を指定します．アルファ値が0以外の場合は，メッシュ頂点を中心とする球に含まれるエッジまたは三角形のみが出力されます．それ以外の場合は，三角形のみが出力されます．

offsetfloat, default: 1.0

初期の境界Delaunay三角形分割のサイズを制御する乗数を指定します．

boundbool, default: False

ブール演算は，境界の三角形分割ポイントと関連する三角形を出力に含めるかどうかをコントロールします．これらは三角測量プロセスを開始するための初期三角測量として導入されます．この機能は，出力のデバッグに便利です．

inplacebool, default: False

True の場合，このメッシュを三角メッシュで上書きします．

edge_sourcepyvista.PolyData, optional

拘束されたエッジとループの指定に使用するソースオブジェクトを指定します．このオプションを設定し，線分またはポリゴンを定義すると，拘束された3角形分割が作成されます．線分/ポリゴンは，入力点セット(つまり，点IDは入力とソースで同一です)内の点を参照すると仮定されます．

progress_barbool, default: False

進行状況を示す進行状況バーを表示します．

戻り値:

pyvista.PolyData

2D Delaunayフィルターのメッシュ．

例

まず，円上に30個のポイントを生成し，それをプロットします．

>>> import pyvista as pv
>>> points = pv.Polygon(n_sides=30).points
>>> circle = pv.PolyData(points)
>>> circle.plot(show_edges=True, point_size=15)

円の内部を塗りつぶすには delaunay_2d() を使用します．

>>> filled_circle = circle.delaunay_2d()
>>> filled_circle.plot(show_edges=True, line_width=5)

edge_source パラメータを使用して，制約付きドロネー三角形を作成し，それをプロットします．

>>> squar = pv.Polygon(n_sides=4, radius=8, fill=False)
>>> squar = squar.rotate_z(45, inplace=False)
>>> circ0 = pv.Polygon(center=(2, 3, 0), n_sides=30, radius=1)
>>> circ1 = pv.Polygon(center=(-2, -3, 0), n_sides=30, radius=1)
>>> comb = circ0 + circ1 + squar
>>> tess = comb.delaunay_2d(edge_source=comb)
>>> tess.plot(cpos='xy', show_edges=True)

このフィルターを使用したその他の例については， 3角形サーフェスを作成 を参照してください．