pyvista.DataSetFilters.compute_derivative#

DataSetFilters.compute_derivative(scalars=None, gradient=True, divergence=None, vorticity=None, qcriterion=None, faster=False, preference='point', progress_bar=False)[ソース]#

点/セル スカラーフィールドの派生ベースの量を計算します.

vtkGradientFilter を利用して,選択された点またはセルスカラー場の勾配,発散,渦度,およびQ基準などの微分ベースの量を計算する.

パラメータ:
scalarsstr, optional

派生量を計算するときに使用するスカラー配列の文字列名.デフォルトでは,データセット内のアクティブなスカラーが使用されます.

gradientbool | str, default: True

勾配を計算します.文字列を渡すと,その文字列が配列名として使用されます.それ以外の場合,配列名は 'gradient' になります.デフォルトは True

divergencebool | str, optional

発散を計算する.文字列を渡すと,その文字列が配列名として使用されます.それ以外の場合,デフォルトの配列名は 'divergence' になります.

vorticitybool | str, optional

速度を計算します.文字列を渡すと,その文字列が配列名として使用されます.それ以外の場合,デフォルトの配列名は 'vorticity' になります.

qcriterionbool | str, optional

Q-criterionを計算する.文字列を渡すと,その文字列が配列名として使用されます.それ以外の場合,デフォルトの配列名は 'qcriterion' になります.

fasterbool, default: False

微分量の計算に高速アルゴリズムを使用します.結果の精度が低くなり,導関数の計算が少なくなるため,計算速度が向上します.エラーは出力のスムージングを特徴とし,場合によっては境界でエラーが発生します.DataSetが pyvista.UnstructuredGrid でない場合,オプションは無効です.

preferencestr, default: "point"

データ型の環境設定. 'point''cell' のどちらかです.

progress_barbool, default: False

進行状況を示す進行状況バーを表示します.

戻り値:
pyvista.DataSet

導関数を計算したデータセット

まず,ランダムな丘のデータセットをアクティブな標高スカラーでプロットします. これらのスカラーは,微分の計算に使用されます.

>>> from pyvista import examples
>>> hills = examples.load_random_hills()
>>> hills.plot(smooth_shading=True)
../../../_images/pyvista-DataSetFilters-compute_derivative-1_00_00.png

アクティブなスカラーの勾配を計算し,プロットします.

>>> from pyvista import examples
>>> hills = examples.load_random_hills()
>>> deriv = hills.compute_derivative()
>>> deriv.plot(scalars='gradient')
../../../_images/pyvista-DataSetFilters-compute_derivative-1_01_00.png

このフィルターを使用したその他の例については, フィールドの勾配を計算する を参照してください.