pyvista.ImageDataFilters.image_threshold#

ImageDataFilters.image_threshold(threshold, in_value=1.0, out_value=0.0, scalars=None, preference='point', progress_bar=False)[ソース]#

一様なグリッドのスカラー値に対して閾値を適用します.

threshold に単一の値が与えられる場合,閾値以上のスカラー値は 'in' となり,閾値未満のスカラー値は 'out' となります.threshold に2つの値が指定された場合(シーケンス),その2つの値に等しいか,またはその間の値が 'in' となり,範囲外の値は 'out' となります.

もし in_valueNone が指定された場合, 'in' のスカラーは置き換えられません.もし out_valueNone が指定された場合は, 'out' であるスカラーは置き換えられません.

警告:このフィルタをセルデータに適用すると,出力は同じ名前の新しいポイント配列に送られ,既存の同じ名前のポイントデータ配列は上書きされます.

パラメータ:
thresholdfloat or sequence[float]

データの閾値として使用する単一値または(min, max).直列の場合,長さは2でなければなりません.スカラーデータに基づいて,どのセルや点が 'in''out' になるかを決定するための(複数の)閾値.

in_valuefloat, default: 1.0

'in' の閾値基準に一致するスカラーは,これに置き換えられます.

out_valuefloat, default: 0.0

'out' の閾値基準に一致するスカラーは,これに置き換えられます.

scalarsstr, optional

処理に使用するスカラーの名前.デフォルトは現在アクティブなスカラーです.

preferencestr, default: "point"

スカラーが指定されている場合,これはデータセット内で検索するために推奨される配列型です. 'point' または 'cell' のいずれかでなければなりません.

progress_barbool, default: False

進行状況を示す進行状況バーを表示します.

戻り値:
pyvista.ImageData

指定したスカラーを閾値処理したデータセット.

例題のデータセットで画像閾値のデモを行います.まず,アクティブなスカラーを持つサンプルデータセットをプロットします.

>>> from pyvista import examples
>>> uni = examples.load_uniform()
>>> uni.plot()
../../../_images/pyvista-ImageDataFilters-image_threshold-1_00_00.png

では,画像の閾値を threshold=100 でプロットしてみましょう.閾値より上の値は1,下の値は0であることに注意してください.

>>> ithresh = uni.image_threshold(100)
>>> ithresh.plot()
../../../_images/pyvista-ImageDataFilters-image_threshold-1_01_00.png