ボックスウィジェット

ボックスウィジェットは， pyvista.Plotter.add_box_widget() および pyvista.Plotter.clear_box_widgets() メソッドによって，それぞれ有効および無効にすることができます．ボックスウィジェットを有効にする場合は，カスタムコールバック関数を提供する必要があります．そうしないとボックスが表示されて何も実行されません．コールバック関数を使用すると，クリップやクロッピングなどのタスクをウィジェットで実行できます．

メッシュをクリップ/クロップするためにボックスを使用することが最も一般的な使用例の1つであることを考慮して，メッシュの範囲を制御するボックスウィジェットを使用してシーンにメッシュを追加できるヘルパーメソッド， pyvista.Plotter.add_mesh_clip_box() メソッドを含めました．

import pyvista as pv
from pyvista import examples

mesh = examples.download_nefertiti()

p = pv.Plotter()
p.add_mesh_clip_box(mesh, color='white')
p.show(cpos=[-1, -1, 0.2])

シーンを操作すると，クリップされたメッシュは次のように使用できます．

p.box_clipped_meshes

[UnstructuredGrid (0x7f21af5b24a0)
  N Cells:    2018232
  N Points:   1009118
  X Bounds:   -1.194e+02, 1.194e+02
  Y Bounds:   -1.813e+02, 1.813e+02
  Z Bounds:   -2.473e+02, 2.473e+02
  N Arrays:   1]